京都西陣室町の繊維産業の歴史から悉皆屋や織家が独自の企業間信用システムを構築していることを明らかにした。この信用システムは製造工程の管理と金融の円滑化を同時に管理していた。しかし、現在の信用システムでは金融の円滑化と情報生産の部分が金融機関に移り、信用リスクが信用保証協会に負担させている。これは、中小企業者と金融機関、信用保証協会を含む行政の3者それぞれに情報生産が十分に働いてないのではないか。このことを理論的考察とデータによる現状分析によって、現代の信用システムの課題を明らかにして中小企業者と金融機関、行政の3者に政策提言をした。 / 博士(政策科学) / Doctor of Philosophy in Policy and Management / 同志社大学 / Doshisha University
Identifer | oai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00001481 |
Date | 20 September 2018 |
Creators | 大森 晋, Susumu Omori |
Source Sets | Doshisha University |
Language | Japanese |
Detected Language | Japanese |
Type | Thesis or Dissertation |
Format | application/pdf |
Source | https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13080170/?lang=0 |
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