本論文は、1950年代後半から2000年前後までの時期を対象とする沖縄戦後史研究である。研究の目的は以下の二点に要約される。第一に、これまで看過されてきた労働・財政分野に注目し、労働運動と、これに対する上からの政策的介入との交錯関係の延長上に復帰運動を捉え直すこと。第二に、1972年の復帰が住民運動に課した制約の意味を明らかにし、この制約の克服という点に復帰後の思想的営為の役割があったことを明らかにすることである。 / 博士(現代アジア研究) / Doctor of Philosophy in Contemporary Asian Studies / 同志社大学 / Doshisha University
Identifer | oai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00001432 |
Date | 21 March 2018 |
Creators | 古波藏 契, Kei Kohagura |
Source Sets | Doshisha University |
Language | Japanese |
Detected Language | Japanese |
Type | Thesis or Dissertation |
Format | application/pdf |
Source | https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13056694/?lang=0 |
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