先行研究は高いリスク認知が犯罪不安の原因になるとしてきたが、因果関係は確かめられてこなかった。本研究はそうした問題を解決するため、実験的手法を用いて犯罪不安の生起過程を検討した。研究1では、階層的クラスター分析によって犯罪を分類し、測定に使用する罪種を決定する基準とした。研究2では被害に遭う確率の推定が、研究3では被害に遭った際のダメージの大きさの推定が犯罪不安の原因となるか検討した。研究4では防犯対策の告知が犯罪不安を高めるか検討した。 / 博士(心理学) / Doctor of Philosophy in Psychology / 同志社大学 / Doshisha University
Identifer | oai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00028880 |
Date | 22 March 2022 |
Creators | 柴田 侑秀, Yukihide Shibata |
Publisher | 中谷内 一也 |
Source Sets | Doshisha University |
Language | Japanese |
Detected Language | Japanese |
Type | Thesis or Dissertation |
Format | application/pdf |
Source | https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13207285/?lang=0 |
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