本論文では,電力利用率向上と需給バランス調整に寄与する蓄電池付太陽光PCSの新たな制御法について検討を行い,その有効性を確認している。受電点の潮流に応じてPCSの力率を制御することで,逆潮流時には系統電圧の上昇を抑制しつつ,順潮流時には負荷への電力利用率を向上する手法を提案し,フィールド試験により有効性を定量評価した。また,受電電力の制御目標値を可変とする制御を用い目標値を最適化することで,新たな機器を付加する必要なく上げ下げのDRに対応し需給バランスを調整する制御手法を提案し,その有効性をシミュレーションおよび実機により検証した。 / 博士(工学) / Doctor of Philosophy in Engineering / 同志社大学 / Doshisha University
Identifer | oai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00001604 |
Date | 22 March 2020 |
Creators | 遠藤 浩輝, Hiroaki Endo |
Source Sets | Doshisha University |
Language | Japanese |
Detected Language | Japanese |
Type | Thesis or Dissertation |
Format | application/pdf |
Source | https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13127435/?lang=0 |
Page generated in 0.0018 seconds