Return to search

Research on eye gaze activities in conversations under influence of communicative insufficiency / 円滑でない対面会話における視線動作の研究 / エンカツ デ ナイ タイメン カイワ ニオケル シセン ドウサ ノ ケンキュウ

近年の運輸技術や情報技術の発達により,第二言語での会話の機会が急激に増加している.会話者の言語運用能力に差がある第二言語会話では,円滑なコミュニケーションを行うことは困難であることが示唆されている.本論文は,第二言語による三人会話において非言語情報が円滑な会話成立に与える影響について,発話者の視線動作が母語会話と比べて円滑な話者交替に有意に強く影響を与えることを明らかにした.聞き手の視線動作については,次発話者となる聞き手の長い発話者への注視が,もう一方の聞き手の発話者への注視を促す共同注視が起きている可能性が高く,発話者の注視の影響が強い第二言語会話では,その傾向がより顕著にみられることが明らかになった.以上のことから,第二言語会話において,非言語情報である視線動作は,円滑な話者交替に強く寄与する可能性が高いことがわかった. / 博士(工学) / Doctor of Philosophy in Engineering / 同志社大学 / Doshisha University

Identiferoai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00001534
Date22 March 2019
Creators伊集院 幸輝, Koki Ijuin
Source SetsDoshisha University
LanguageEnglish
Detected LanguageJapanese
TypeThesis or Dissertation
Formatapplication/pdf
Sourcehttps://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13106316/?lang=0

Page generated in 0.0024 seconds