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十九世紀末日本輿論界之台灣論述-以福澤諭吉與內藤湖南為研究對象 / The opinions about Taiwan by Japanese Critics at the End of 19th Century -Focusing on Yukichi Fukuzawa and Konan Naito林宗賢 Unknown Date (has links)
西元一八九四年中日甲午戰爭爆發,翌年清朝戰敗,隨後即與日本簽訂了中日馬關條約,決定了臺灣即將割讓予日本這個無法挽回的事實。對於日本來說,臺灣雖然是第一個經由簽訂正式的國際條約而獲得的殖民地,但是由於先前並未有統治海外殖民地的經驗,再加上在統治臺灣的初期遭受到臺灣人民前所未有的激烈抵抗,使得日本因此耗費了不少國力。儘管如此,對日本來說,其在臺灣的統治卻被賦予了極重大的意義。
日本自明治維新以來,為了要免於被殖民地化的危機,因此積極的致力於文明開化的政策推動,並以成為一個主權獨立的文明先進國家為目標。而中日甲午戰爭的勝利即代表著日本已跨出了成為歐美列強般強權的第一大步。所以當時在割讓臺灣一事上面格外受到歐美列強的矚目,它並成為日後日本是否有能力統治海外殖民地的一個重要指標。在這樣的時空背景下,關於統治臺灣的相關議題不論是在日本的政界或是輿論界都引起了相當大的討論,而日本朝野上下藉由這些討論也試圖著去決定今後統治臺灣的基本路線。其中,在日本政界中原敬與後藤新平展開了一場關於統治臺灣的路線之爭,而在日本民間的輿論界當中,則是出現了許多知識份子對於統治臺灣的相關建言。
因此,本文欲將焦點集中在日本輿論界中關於臺灣論述的相關探討。並且欲以在日本享有高度名聲的福澤諭吉(1835-1901)與內藤湖南(1866-1934)做為研究的對象。福澤諭吉與內藤湖南在對於中華文化的觀感上面存有相當大的歧見,因此作者對於在此前提之下他們在獲得臺灣這前後數年之間所發表的關於臺灣相關論述當中,所反映出來的當時知識份子對於獲得臺灣這塊殖民地的觀感以及期待為何感到興趣並欲探討之。同時,作者亦欲探討他們所謂的「文明化」在臺灣殖民地統治上被賦予著何種意向,從中去更深入探討他們所撰述之臺灣論述當中是如何反映、呼應當時日本國內情緒高漲的殖民地主義。
關於研究方法,本文欲以當年之社論與新聞報導為主要的研究史料進而分析之,同時欲考量他們於撰寫這些臺灣論述時所存在的歷史背景等客觀因素,與今日學者對於他們的研究與評價互相對照後,進而期待能夠從中客觀地分析他們所呈現出來的臺灣觀點。 / 日本語要旨
1894年に日清戦争が勃発した。その翌年に清が敗戦し戦勝国の日本と下関条約を調印し、台湾割譲と言う決定的な状態に陥った。日清戦争の勝利によって日本は台湾を「最初の公式的植民地」として獲得したが、植民地統治は未経験の上に、加えて台湾の領有頭初から絶えず台湾住民の激しい抵抗にあったため、台湾統治に沢山の国力を消耗してしまった。
だが、日本にとって台湾の統治は重要な意味を持った。明治維新以来、植民地化されないように日本は文明開化に尽力し、欧米列強のような主権独立の文明先進国と成ることを目指していたが、日清戦争の戦勝が即ち植民地帝国として欧米列強と肩を並べて前進するという大事の第一歩であったと思われる。従って、台湾領有は当時列強に注目され、これからの日本が海外の植民地を統治し得るか否か、という一つの重要な指標と看做された。その様な背景には、台湾統治を巡る議論が日本における政界と言論界において盛んに論じられ、台湾における統治路線の定着を捉えようとされた中で、日本政界では台湾における統治路線を巡る論争が原敬と後藤新平の間に展開されたが、言論界では当時の知識人によって練られた統治策が絶えず披露されてきたといった盛況がみえる。
従って、本稿では日本の言論界における台湾に関する論述に集中し、そして、日本において極めて名高い知識人である福沢諭吉(1835-1901)と内藤湖南(1866-1934)を研究対象としたいと思う。中華文化に対する評価に大きなずれがある彼らが台湾領有の前後数年間のうちに発表した台湾問題の論述を分析した上で、当時の日本知識人が持ったようやく獲得した新しい植民地台湾に対する印象と期待は一体どのようなものであっただろうか、という点に筆者は関心を持っており、これを探求してみたい。また、台湾植民地の統治において彼等によって提唱された所謂「文明化」というものはそれぞれ如何なる意向を付与されたか、という課題を検討することで彼らの台湾論に写ったものが当時の日本植民地主義の高まりに対してどのように呼応していくのかも探りたいと考えている。
研究方法として、本稿では主に論説と新聞記事を史料として用いて分析を行い、そして、当時福沢諭吉と内藤湖南が台湾に関連する著述を発表した背景における客観的な歴史的要因と、現代の学者が行っている彼らについての研究を対照しながら、彼らの台湾観を検討していきたいと思う。
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