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明治後期における紀行文の「進歩」とジャンルの自立性 : 小島烏水の理論と実践を中心に / メイジ コウキ ニオケル キコウブン ノ「シンポ」ト ジャンル ノ ジリツセイ : コジマ ウスイ ノ リロン ト ジッセン オ チュウシン ニ / 明治後期における紀行文の進歩とジャンルの自立性 : 小島烏水の理論と実践を中心に

従来の近代「文学史」では、明治後期に流行した紀行文が閑却されてきた。本論文では、明治30年代から40年代を代表する紀行文作家の一人、小島烏水の紀行文および紀行文論の分析を行った。彼が紀行文に求めるものが「歴史」から「科学」的知識と正しさ、そして自然の「真実」を観察する姿勢へと変化したことを明らかにし、同時代の紀行文との距離、小説をめぐる言説との影響関係なども視野に入れつつ、明治後期に起きた紀行文流行の内実を考察した。 / 博士(国文学) / Doctor of Philosophy in Japanese Literature / 同志社大学 / Doshisha University

Identiferoai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00001183
Date18 September 2014
Creators熊谷 昭宏, Akihiro Kumagai
Source SetsDoshisha University
LanguageJapanese
Detected LanguageJapanese
TypeThesis or Dissertation
Formatapplication/pdf
Sourcehttps://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB12905885/?lang=0

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