本論は、まず、複雑系の科学観をベースとした「生命論パラダイム」でのソーシャル・イノベーションを提唱し、自己組織性の理論と京都市での実践をベースに、地域人材が地下茎のようにつながり、相互作用する「地域人材リゾーム」を定義した。そして、そのファーストステップの具体的な手法として筆者が考案した「ZUKANインタビュー」を取り上げ、事例として、札幌市で継続的に取り組まれている「札幌人図鑑」を対象に質的調査およびM-GTAでの分析を行った。これらの考察を通じて、地域に暮らす「凡人」たちの創発による新しい地域社会形成への展望を示した。 / 博士(ソーシャル・イノベーション) / Doctor of Philosophy in Social Innovation / 同志社大学 / Doshisha University
Identifer | oai:union.ndltd.org:doshisha.ac.jp/oai:doshisha.repo.nii.ac.jp:00027653 |
Date | 10 September 2020 |
Creators | 西尾 直樹, Naoki Nishio |
Source Sets | Doshisha University |
Language | Japanese |
Detected Language | Japanese |
Type | Thesis or Dissertation |
Format | application/pdf |
Source | https://doors.doshisha.ac.jp/opac/opac_link/bibid/BB13155973/?lang=0 |
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