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情報システム開発に向けた日本語要求記述からの概念モデルの構築とその活用に関する研究 / ジョウホウ システム カイハツ ニ ムケタ ニホンゴ ヨウキュウ キジュツ カラノ ガイネン モデル ノ コウチク ト ソノ カツヨウ ニカンスル ケンキュウ

井田 明男, Akio Ida 12 September 2019 (has links)
本研究は,情報システム開発に向けて,(1) 日本語要求記述からより良い概念モデルを構築すること,(2) 構築した概念モデルを開発の要求定義以降の作業分野においても有効に活用すること,をテーマとした研究である.本研究では,概念モデルを,「業務を成立させる本質的な要素を,業務プロセスの側面,および,業務プロセスで扱うオブジェクトの側面から抽出し,それらを時間的,あるいは空間的に配置した,組織的かつ実装独立ではあるが実装にストレートに変換可能なモデル」,と定義する. / This research is aimed at the field of information system development. Its themes are : (1) constructing a better conceptual model from Japanese requirements description, and (2) utilizing the constructed conceptual model effectively in the disciplines after development requirement definition. The definition of the conceptual model in this research is: a group of elements arranged in time and/or space. These elements are the essential objects that make up business from the side of the process and the side of the knowledges handled in the process. The model can be converted to the implementation model straightforwardly but independent from its implementation. / 博士(工学) / Doctor of Philosophy in Engineering / 同志社大学 / Doshisha University
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修辞理解のメカニズムに関する基礎的研究 : 転義現象の分析を中心に

小松原, 哲太 26 March 2012 (has links)
本論文の目的は、多様な修辞現象を認知過程の観点から記述し、その相互関係の一部を明らかにすることである。研究方法は、基本的に認知文法のアプローチを採用する。研究対象は修辞学で分類されてきた多様な修辞現象であり、言語データとしては、主に日本文学の古典的テクストから採集した修辞表現を用いた。本論文の内容は、以下のように要約される。第1章では、研究の問題意識と本論文の構成について述べた。第2章では、これまでの比喩研究の中から数十をとりあげ、比喩の性質を考察した。また、比喩の認知過程をもとに、転義現象の一般的な修辞過程について述べ、修辞作用モデルとして提示した。第3章では、本論文の理論的背景となる認知文法の理論を概説し、スキーマの定義をおこなった。また、修辞現象を適切に規定していくために、修辞作用のスキーマと、カテゴリーの地形モデルを提案した。第4章では、修辞作用モデルにしたがって修辞性を分類した。つづいて、隠喩、直喩、比喩くびき、異義兼用、異義反復、類音語接近、かすり、誇張、緩叙、対比、対義結合、換喩、提喩、転喩、省略、黙説、転換、意味構文、破格くびき、代換、限定語反転、交差呼応、転移修飾という23の修辞をとりあげ、百数十の具体事例とともに、その認知的なスキーマを記述し、相互関係をネットワークのかたちで明示した。第5章では、比喩表現の理解と身体経験的基盤について、いくつかの複合的な修辞現象の具体事例をもとに、考察をおこなった。6章では本論文の結論と、研究の展望について述べた。 / Kyoto University (京都大学) / 0048 / 修士 / 修士(人間・環境学)

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